私がウェディングドレスを着たのは、結婚式の前の写真撮影のときです。
知り合いの貸衣装屋さんが、色々な結婚式の衣装を用意して事前撮影をしてくれました。
貸衣装屋さんだけに、ウェディングドレスも色々な種類があったり、晴れ着もたくさんのデザインがありました。
その衣装屋さんが、大手老舗ホテルの料理長とつながりがあり、便宜を図ってくれるとのことで、依頼することとしました。
しかし、ホテルで用意されているような夢のあるデザインが少なく、色もきばんでいました。
残念な部分もありましたが、母の知り合いのお店なので顔を立てることにしました。
一生に一度のことであれば、回りの皆さんに祝福されることが大切だと考えました。
少しきばんでいても、その分振袖は豪華なものを着ることができました。
多くの人達がこの服を着て、幸せになっていったのだと考えることにしました。
友人からも和服の評価は高かったです。
ですから、満足のいく結婚式でした。